地中での「いまどこ?」を、
判断できる状態に。
地中位置計測システム Sリード
Sリードは、公益財団法人鉄道総合技術研究所と株式会社ジェイアール総研情報システムが、鉄道車両計測技術を応用して開発した地中位置計測システムです。
都市部・曲線・短い第1直線・土質変化など、推進工事の"位置が読めない"課題に対し、位置管理と操舵判断の材料を増やします。
- 計測+シミュレーション+運用で、現場の意思決定を前に進める設計思想
- 掘進機に装着して同時進行で計測し、位置管理と操舵判断を支援
- 販売・レンタルの双方に対応(条件に応じて最適な形態を提案)
- 条件確認のうえ適用可否をご回答(図面・線形・土質想定をもとに整理)
「適用可否の相談」「レンタル検討」「見積依頼」など、未確定でもお気軽にどうぞ。
このページでわかること
- 推進工事で「位置が読めない」が起きる3つの原因
- よくある対策の選択肢と、それぞれの落とし穴
- Sリードで「判断できる状態」を作る考え方
- 適用・精度を左右する条件(先に明記)
- 導入形態(レンタル/購入)と導入の流れ
こんな"困りごと"で検索している方へ
次のうち1つでも当てはまる場合、「位置の不確かさ」→「操舵判断が遅れる」→「手戻りリスクが上がる」が起きやすくなります。
- 都市部で埋設物が多く、従来手法の段取りが厳しい
- 曲線推進で「外側に逃げるのが怖い」「到達が不安」
- 第1直線が短く、基準方位の確度が作りづらい
- 土質が図面と違う/変化が激しく、ズレが説明できない
- 図面不備・管口不明・更新工事など、短納期で施工可否判断が必要
- 管内測量の負担が大きく、回数や人手を抑えたい
- 技術継承のため、位置管理を属人化から外したい
なぜ「位置が読めない」が起きるのか
ここを押さえないと、どの方式でも最後は「勘」になりやすいです。
1. 第1直線:基準が弱いと、全体の判断がブレる
位置推定は、最初に決めた基準方位(第1直線)が土台です。第1直線が短いと「基準づくりの材料」が少なく、後段でズレが大きく見えたり、判断が遅れやすくなります。
2. 曲線:外側へ押し出される要素が働きやすい
曲線区間では、推進力の伝達や折れ曲がりの影響で、掘進機が曲線外側へ進行しやすい条件が生じ得ます。方位だけでは説明できないズレが出ることがあるため、曲線特有の扱いが必要です。
3. 土質:横滑りは「起きる前提」で妥当性判断する
土質状況により横滑りが起きるのは避けにくく、図面と実際が違う/急変する現場では誤差要因になり得ます。重要なのは「横滑りゼロ」を期待することではなく、横滑りを織り込んで妥当性判断できる材料を持つことです。
よくある対策の選択肢と落とし穴
「どれが正解」ではなく、現場条件に応じて"どこを補強するか"で決まります。
ロケータ方式(電磁波)
- 強いシーン:条件が合う現場では速い
- 落とし穴:都市部・埋設物・交通などで適用が難しいケースがある
管内ロボット走行
- 強いシーン:走行軌跡で位置を把握
- 落とし穴:段取り・運用負荷、条件制約で「測るための手間が増える」
レーザ(プリズム等)
- 強いシーン:直線・基準づくりに強い
- 落とし穴:条件で運用が複雑化。第1直線の運用が鍵
Sリード(掘進機搭載型)
- 強いシーン:施工と同時に"判断材料"を増やす
- 落とし穴:第1直線・曲線・土質を運用で織り込む必要がある(装置+運用で精度を作る)
提案:Sリードで「判断できる状態」を作る
Sリードは、掘進機に装着して同時進行で計測し、位置管理と操舵判断を支援する地中位置計測システムです。特長は「測れること」そのものより、現場の意思決定を前に進めるための仕組みにあります。
できること(要点)
- 掘進機位置を推定し、誘導計画線との差(離れ量・座標など)として確認できる
- 推進計画・操舵判断に使えるシミュレーション(次回計測結果予測、到達位置予測など)を検討材料にできる
- 計測履歴・操舵情報などを蓄積し、品質管理/技術継承の材料として活用できる
- 通信環境に応じて、データ保存・遠隔での確認/支援(運用設計)も可能
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「鉄道車両計測技術の応用」という信頼根拠
Sリードは、公益財団法人鉄道総合技術研究所と株式会社ジェイアール総研情報システムが、鉄道車両計測技術を応用して共同開発した地中位置計測システムです。"現場で使える"ことを重視し、施工関係者の声を取り入れながら改良を重ねてきた系譜があります。
導入実績:150件以上の施工実績があります。
適用・精度を左右する条件(先に明記)
判断に必要な"条件"を先に透明にします。仕様値(数値)は掲載しませんが、適用可否の判断材料となる条件をここで説明します。
1. 第1直線:基準づくりが最重要
- 第1直線での基準方位設定が弱いと、後段の判断がブレます
- 第1直線が短い現場では、基準づくりを強化する運用(計測点数の増やし方など)を含めて設計します
2. 曲線:外側進行(折り曲げ損失)を織り込む
- 曲線区間では、条件により推定軌跡より外側へ進行する傾向が出る場合があります
- 曲線特有の補正・検討(折り曲げ損失の考え方など)を運用に組み込みます
3. 土質:横滑りを推定し、妥当性判断する
- 図面情報だけで土質を当て切るのは限界があります
- 掘進時の入力情報なども踏まえ、横滑り影響を織り込んで妥当性判断できるように設計します
導入形態:レンタル/購入の選び方
Sリードは販売・レンタルの双方に対応しています。(レンタル条件・支援範囲は案件で整理します)
レンタルが向くケース
- 単発の難施工(都市部/曲線/河川横断/国道横断など)
- まずは自社の掘進機・運用に合うか試したい
- 短納期で施工可否判断と計画を前に進めたい
購入が向くケース
- 複数現場で継続利用し、社内標準化したい
- 履歴データを品質管理・技術継承に使いたい
- 遠隔支援やデータ管理を組み込んだ運用を作りたい
費用が決まる要素
本ページでは価格や仕様数値は掲載しません。代わりに、見積が決まる観点を明確化します。
- 工法/掘進機の種類
- 口径・推進延長
- 線形(第1直線長、曲線R、曲線数など)
- 土質想定(図面情報+現場懸念)
- 計測頻度の方針(管内測量の扱い含む)
- 通信環境(遠隔支援・データ運用の可否)
- 支援範囲(操作指導、データ確認、助言の範囲など)
- 導入形態(レンタル期間/購入形態)
上記の条件をもとに、お問い合わせ後にお見積りします。まずは適用可否の確認だけでもお気軽にどうぞ。
導入の流れ
お問い合わせ内容に応じて、メール/電話でやりとりしながら整理します。
- 条件ヒアリング(メール/電話):図面、線形、土質想定、工法、現場制約を確認
- 適用可否の一次判断:第1直線の基準づくり、曲線・土質リスク、運用方針を整理
- 運用案の提示:施工前に確認すべき点/現場で見るべき指標/判断の材料の作り方を提案
- 見積提示(レンタル/購入の比較):条件に合わせて最適な形で提示
よくある質問(FAQ)
-
まず「適用できるか」だけ知りたいのですが?
可能です。図面がなくても、線形(第1直線の有無・曲線の有無)と現場条件(都市部、土質懸念など)が分かれば一次回答できます。 -
第1直線が短い案件でも相談できますか?
相談可能です。第1直線は重要ですが、短い場合は基準づくりを強化する運用設計がポイントになります。条件確認のうえ提案します。 -
曲線で外側に逃げるのが不安です
曲線には特有の挙動があるため、曲線を前提に補正・検討を織り込んだ運用を提案します。 -
土質が図面と違う/変化が激しい現場は?
土質の不確実性を前提に、妥当性判断できる材料(入力情報や履歴の扱い)を含めて設計します。まず条件をお知らせください。 -
仕様値(適用範囲や精度)はどこで確認できますか?
本ページでは数値は掲載しません。現場条件により前提が変わるため、条件確認のうえ適用可否・運用案としてご回答します。
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現場条件(線形・土質・工法)を伺ったうえで、最適な導入形態をご提案します。
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