ペネログデバイス(Penelog)
自由打撃簡易貫入試験用 簡易データ収録装置
製品概要
法面構造物の背面地盤の「劣化の程度」と「劣化範囲」を、自由打撃簡易貫入試験で低コストに把握するための補助装置です。
試験者のハンマー打撃のばらつきを考慮して試験値を簡易補正し、現地で結果を画面表示・記録できます。
- 打撃動作(加速度)を計測して打撃力を簡易推定
- 規定の標準打撃力との差に応じて試験値(貫入抵抗)を補正
- 結果の表示・保存・外部出力までを現場で完結
ウェアラブル+スマートフォン構成の補助装置です。
(試作中の画面であり、製品の画面とは多少異なります)
「自由打撃簡易貫入試験」とは?
従来の簡易動的コーン貫入試験の実施が難しい急傾斜地などでの適用を想定して開発された、自由な方向に実施できる小型の貫入試験です。
試験値(貫入抵抗)の考え方
自由打撃簡易貫入試験では、専用ハンマーで貫入ロッドを打撃し、10cm貫入に要した打撃回数が試験値(貫入抵抗)になります。
- 試験値(貫入抵抗)が低い地山ほど、劣化(土砂化)していると評価されます
ペネログデバイスでできること
- 1) 試験値の「簡易補正」
試験者によるハンマー打撃動作(加速度)を計測し、打撃力を簡易に推定。本試験で規定されている標準的な打撃力との差に応じて、試験値(貫入抵抗)を補正します。 - 2) 打撃回数の検知(補助機能)
打撃回数の検知機能を備えます(※補助機能)。 - 3) 既往貫入試験の Nd値 への換算
自由打撃簡易貫入試験で得られた試験値(貫入抵抗)は、経験式によって既往の貫入試験のNd値に換算できます。換算したNd値により、構造物背面地盤の劣化状態(程度・範囲)を定量的に判断し、法面維持管理の検査業務等に活用できます。 - 4) 記録・表示・外部出力
試験結果の記録、画面表示、外部出力に対応します。
システム構成(導入に必要なもの)
ペネログデバイス(アプリ+端末セット)
- ウェアラブルデバイス(専用アプリ Penelog インストール)×1
- スマートフォン(専用アプリ Penelog インストール)×1
別途ご準備いただくもの
- 自由打撃簡易貫入試験機(本体)
※試験機本体は坂田電機株式会社様にて販売
現場での測定フロー(概要)
- 試験機本体を試験箇所に接地
- ハンマー打撃する腕の手首に、ウェアラブルを装着してアプリ起動
- スマホアプリを起動し、試験条件を入力
- スマホで計測開始
- ウェアラブルが発する一定間隔の機械音に合わせて打撃貫入を実施
- ロッドが所定の長さ(通常10cm)まで貫入したら計測停止
- 結果をスマホで確認し、保存(必要回数繰り返し)
活用シーン
- 急傾斜地など、既往の貫入試験が実施しにくい箇所での地盤評価
- 法面構造物背面地盤の劣化(程度・範囲)の把握、維持管理・検査業務への活用
ご利用上の留意点
- 補正精度の維持と安全確保のため、マニュアルの規定を順守してください。
- 打撃回数の検知は補助機能です。誤差が確認された場合は手動で修正してください。
- 本製品は簡易補正を目的としています。より高い精度が必要な場合は、別途専用試験機の利用をご検討ください。
- 補正アルゴリズムや経験式は、研究開発の進展に応じて改良される場合があります。
- 地山の露出に斜面構造物の削孔等が必要な場合には別途実施してください。
価格・販売窓口
自由打撃簡易貫入試験機(本体)
案件ごとにお見積り
お問い合わせ:坂田電機株式会社 営業部(042-464-3711)
ペネログデバイス(試験補正専用アプリ/アプリ+デバイスセット)
50万円(予定)
お問い合わせ:(株)ジェイアール総研情報システム 営業(042-505-7831)
※アプリのダウンロードのみの販売は行っておりません
本製品は、公益財団法人鉄道総合技術研究所 防災技術研究部 地盤防災研究室にて研究・開発され、JRSIが製造・販売しています(特許 第7190396号)。
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